2020/11/16 19:37
CBDは大麻から抽出されるカンナビノイドの一種ですが、そんなCBDにも種類があります。
・フルスペクトラム
・ブロードスペクトラム
・アイソレート
同じCBDの含有量でも種類によって値段が大きく異なることがあり、CBD製品を購入する上で重要なCBDの種類について解説します。
フルスペクトラム
CBDの原料となる大麻 (ヘンプ) には、THC、CBDを代表とする100種類以上のカンナビノイドが含まれています。フルスペクトラムCBDには、その100種類以上のカンナビノイドがそのまま抽出されており、「フルスペクトラム」、「ブロードスペクトラム」、「アイソレート」の3種類の中で最もカンナビノイドが効果的に作用すると言われています。
カンナビノイドには、同時に摂取することで他のカンナビノイドの効果を増幅させる「アントラージュ効果」があります。そのため、カンナビノイドを最も効率的に摂取することが出来るのがフルスペクトラムCBDということになります。
しかし、THCを極微量でも含むCBD製品は大麻取締法により日本では違法になります。
ブロードスペクトラム
ブロードスペクトラムとはフルスペクトラムCBDから、日本では違法な成分である「THC」を取り除いたものです。そのため、THC以外のカンナビノイド (CBC、CBG、CBNなど) を含んでおり、アントラージュ効果が作用する上に日本でも合法な製品となります。
そんな画期的なブロードスペクトラム製品ですが、以下のような欠点もあります。
・アイソレートに比べて値段が高い
・大麻 (ヘンプ) の草系の風味が残っている
アイソレート
アイソレートとはブロードスペクトラムCBDから「CBD」のみを取り出したものになります。白色の粉末状で無味無臭なのが特徴です。
アントラージュ効果は期待できませんが、濃度が非常に高いため (CBD濃度99%以上) CBDの摂取量をコントロールしやすい、というメリットもあります。